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  • 豆知識

2021/05/07

花粉症の治験バイトとモニター試験

花粉症の発症は一年中?

サラッとした鼻水が止まらない、鼻がつまる、目がかゆい、くしゃみや熱が出る、だるい・・・典型的な花粉症の症状です。
花粉症は、体内に入ってきたさまざまな植物の花粉を取り除こうとして、人の体が起こす免疫反応です。一般的に免疫反応は、体にとって良い反応ですが、時には過剰になって自らを攻撃するため、生活に支障が出てしまうことがあります。

花粉症と言えば、多くの方が春先の病気だと思っているようですが、実際には何度かのピークを迎えながら、ほぼ一年中発症することが分かっています。

<花粉症のアレルゲンとなる植物と飛散時期>
スギ 2月3月4月
ヒノキ 3月4月5月
イネ科 3月4月  5月6月  8月9月10月
ブタクサ属(キク科) 8月9月10月
ヨモギ科 8月9月10月11月
カナムグラ(麻科) 9月10月11月
このほか、外来種や新しい植物の花粉もアレルゲン候補として次々と出てきています。

花粉症の治療法は?何が効果的なのか

現在よく知られている治療法は2つ。症状を軽減する対症療法と、根本的に治す根治療法です。

<対症療法>
1)内服薬による全身療法  
抗ヒスタミン薬、化学伝達物質遊離抑制薬、ロイコトリエン拮抗薬などの内服。

2)点眼、点鼻薬などによる局所療法
抗ヒスタミン薬、化学伝達物質遊離抑制薬、ロイコトリエン拮抗薬、ステロイド薬の点眼、点鼻。

3)レーザー治療
下鼻甲介(かびこうがい)と呼ばれる鼻粘膜の表面をレーザー光線で焼き、凝固させる手術療法。

4)ソムノプラスティ
レーザー治療が鼻粘膜の表面を焼くのに対し、こちらは鼻粘膜の下に高周波電流を流して細胞を凝固・壊死させる治療法。

5)舌下免疫療法
口の中に花粉エキスを落として体内に吸収させ、体を徐々に花粉に慣らしていく治療法。
※減感作療法との違いは、体内に直接アレルゲンを入れるのではなく、免疫機能が豊富な舌の周辺から取り入れることと、副作用が極めて少ないこと、自宅で行えるという点です。

<根治療法> 
減感作療法(抗原特異的免疫療法)
アレルゲン免疫療法とも呼ばれています。花粉のエキスを注射で少量ずつ体内に入れていき、体を徐々に花粉に慣らしていく治療法です。唯一、根治の可能性があるとされています。

クスリを使わない治療法

キーワードは「ポリフェノール」と「乳酸菌」です。
花粉症の予防や症状の緩和には、免疫機能を高める食生活が良いと言われています。免疫が正常に機能すれば、花粉を異物と捉えることもなく、花粉症になりにくいからです。
免疫機能をアップさせるポイントは細胞の酸化(老化)を防ぐこと。DHA、EPAなどの不飽和脂肪酸を含む青魚は抗酸化作用が高いため、積極的にとりたいものです。
また、抗酸化作用で最近注目されているのが、「ポリフェノール」。
赤ワインに含まれるアントシアニンや緑茶に含まれるカテキン、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールなどが代表的です
さらには、腸内環境を整えることも花粉症予防に効果的です。「乳酸菌」が含まれたヨーグルトやチーズのほか、みそ、納豆、漬物などの発酵食品に食物繊維が豊富な食品を加えることで腸内の善玉菌が増え、腸内環境が良好に保てます。手軽にとれる乳酸菌サプリを活用するのもよいでしょう。

花粉症の治験バイト、モニター試験バイト

花粉症は、体に蓄積された抗体が個人の許容量を超えると、ある日突然発症します。すでに花粉症を発症して苦しんでいる方、また、とうとう花粉症の仲間入りをしてしまったという方は、治験(臨床試験)やモニター試験で、新薬を試しながら負担軽減費を得るという、一石二鳥の治験バイト(治験ボランティア)をしてみませんか。医薬品や食品の臨床試験には「人(モニター)」が不可欠です。
もっと新しい、さらに良い効果を上げる治療薬、治療方法、予防薬、そして機能性表示食品やサプリメントの開発は進んでおり、案件はたくさんあります。

治験とモニター試験の違い

臨床試験には「治験」と「モニター試験」という2つの呼び方(種類)があります。「国(厚生労働省)からくすり・医療機器としての承認を得る目的で行われる試験」を「治験」と言い、トクホや機能性表示食品制度の届出や販売用データ取得のために「食品で実施する臨床試験」を「モニター試験」と言います。

治験についての詳しい情報は公的サイトで公表されている情報もご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/fukyu.html