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2021/03/22

治験バイトで高収入!?確定申告をお忘れなく!

治験バイトの確定申告

治験に参加すると高額の謝礼金が出る!?

近ごろ人気の治験バイト。短期間で高収入になるため、学生さんや主婦の方々、ときには時間に自由が利くサラリーマンも参加しているようです。

治験は、本来は新薬開発のための臨床試験に協力するボランティアという位置づけです。そのため報酬は出ないはずですが、かなり高額の謝礼金が支払われています。
これは、治験に参加される方にお願いする日常生活や行動への制限(喫煙・飲酒・運動・外出など)、入院や通院にかかる経済的負担(交通費・食事代など)、また時間的な拘束などに対して支払われる「負担軽減費」。協力費とか協力金と呼ばれることもあります。

治験バイトでガッツリ稼いだ時には!!

協力金(負担軽減費)は、お給料のように社会保険料や所得税などの税金(源泉徴収)が天引きされず、額面どおりに受け取ることができます。
とはいえ、一切税金がかからないということではありません。
治験バイトの協力金は、雑所得という区分になるため、受け取った金額によっては確定申告をして税金を払わなくてはいけないことも。特に長期の入院治験などでまとまった金額を受け取った場合は、注意が必要です。

会社員、フリーターなど、1カ所から給与をもらっている方(年末調整をする方)

サラリーマンなどの給与所得者が本業の合間に治験に参加した場合。
治験で受け取る協力金は、サイドビジネスで稼ぐのと同じく雑収入といい、雑収入から交通費などの必要経費を引いた金額が「雑所得」となります。この雑所得が年間20万円を超える場合は確定申告が必要です。
ちなみに、20万円ぴったりの場合は、申告する必要はありませんが、20万円を1円でも超えると確定申告が必要になります。

所得が無い人でも年48万円を超えたら

学生や無職の人が治験に参加した場合は、年間48万円を超えると、確定申告をして税金を支払う必要が出てきます。48万円とは、税控除のひとつである基礎控除の金額で、こうした人が扶養家族である場合、48万円を超えると扶養から外れるケースもあるため、注意が必要です。

扶養範囲内でパート、アルバイトなら年収103万円を超えると

専業主婦(主夫)や学生などが、扶養の範囲内でアルバイトやパートをしている場合は、年収103万円がボーダーラインです。給与と雑所得の合計が103万円を超えると税金が発生してしまうため、手取りの賃金と治験バイトの合計を103万円以内に収めるようにしましょう。

生活保護受給者は原則、治験バイト禁止

生活保護を受けている人が治験に参加して報酬を受け取ることで支給が停止することがあります。

確定申告のことはよくわからないし、面倒だからやりたくないという人もいるでしょうが、申告をおろそかにしていろいろ不具合が出てくるのは困りもの。詳しいことは地元の税務署などで相談してみるといいでしょう。