実施場所
性別 タイプ
年齢

コラム

  • 豆知識

2021/04/20

高額謝礼の治験バイト。人気の裏にあるデメリットとは?

高額謝礼の治験バイト。人気の裏にあるデメリットとは?

治験バイトのデメリットとは

治験には半日程度で日帰りできる通院タイプ、数日から1カ月近くを病院や医療施設で過ごす入院タイプとあり、いずれも高額の負担軽減費がきちんと支払われることから、「治験バイト」と呼ばれて人気となっています。
とはいえ、未承認の「くすりの候補」を使う検査のため、多少の不安を感じるのは当たり前かもしれません。治験モニター(治験バイト)におけるデメリットや心配な点とはどんなところか、考えてみました。

副作用という不安

治験(臨床試験)は新薬を承認してもらうための最終段階です。長年、試験や動物実験を重ね、安全性を確かめたくすり候補を使い、厚生労働省が定めた厳密な基準(PCG)に従って、最適な条件下で実施されます。
そうはいっても未承認のくすり候補を使うため、副作用が全くないとは言い切れません。副作用の症状は、眠気や下痢、便秘、胃の不快感などとさまざまですが、事前の説明会を聞き、しっかり理解したうえで治験に参加するかどうかを決めましょう。
もし、副作用が出たら・・・すぐに治験を中止して速やかに健康回復のための処置をします。重大な副作用は国に報告されます。
後日身体に影響がみられた場合でも、手厚い対応が受けられます。基本的には製薬会社から保証が出るため、金銭的な心配はありません。また入院が必要な場合でも、医療手当や休業補償金が給付されます。

治験中はほぼ毎日採血がある

治験には「通院タイプ」と「入院タイプ」がありますが、どちらも基本的にはくすりやサプリメントを服用して、その後の体調の変化を採血によって検査するというパターンになっています。
くすり候補によって頻度は異なるものの、治験中はほぼ毎日採血が行われると考えたほうがいいでしょう。人によっては注射の回数に耐えられず、治験を断念する場合もあります。不安な方は参加される前に採血について検査機関に質問してみるといいでしょう。事前説明会では、治験モニターさんの疑問にていねいに答えてくれますし、相談にも応じてくれます。

日常生活に制限がある

入院タイプの治験では、日常生活での制限が多々あります。採血などの検査時間以外は自由時間ですが、してはいけないこと、守らなくてはいけないことがあります。たとえば、飲酒・喫煙の禁止や間食の禁止であったり、食事の時間が決められていたり、就寝時間が決まっていたり。また基本的に外出は禁止です。
全ては、くすり候補の正確なデータを集めるためと、治験モニターさんの安全や健康に配慮した「制限」ですから、治験参加の前にはこうした状況に対応できるかどうかを考えてから応募しましょう。

途中で辞退したらどうなる?

事前説明会できちんと納得して参加しても、心理的な不安が強くなったり、体調をくずしたり、その他の事情で「途中で止めたくなったら」?
治験は個人の自由意志で参加するもので、強制ではありません。いつでも中止することは可能です。
途中で辞退したからといって、不利益がおこることもありませんし、プライバシーも守られます。
治験を途中で中止した際の負担軽減費については、治験に参加した日数分が支払われる場合と支払いができない場合があります。参加の前に聞いておくといいでしょう。