治験バイトは正義の裏バイト!? | 治験バイト募集の治験バンク
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2021/03/17

治験バイトは正義の裏バイト!?

なぜ裏バイト、闇バイトと呼ばれるのか

治験が裏バイトなどと呼ばれていたのは、有償ではあるものの「治験はボランティアのため、求人誌などに掲載されていなかったこと」が理由のようです。

今日のようにインターネットが発達していなかった時代に、口コミで治験バイトの存在が知られるようになり、いわば都市伝説のように「怖いウワサが広まっていった」と考えられます。
いまでも時々掲示板サイトなどで「治験は怪しいクスリを使う。参加したら酷い目に…」というような書き込みがあったりします。これは全く根拠のないデマです。治験でこうした非人道的な問題が起こったことはありません。
それは「治験とは何か、どのように実施されているか」を知れば、誰にでも分かることです。

そもそも治験とは

製薬メーカーが開発した治療効果のあるくすり(正確にはくすり候補)を、医薬品として使ってもらうためには、厚生労働省の承認を受ける必要があります。
治験とは、承認申請のために、実際に患者さんや健康な「人」に協力してもらって、「くすり候補」の効果や安全性を調べる最終的な試験のことです(人が関わらなければ、治験は成立しません)。治験で得られた成績を厚生労働省が審査して、病気の治療に必要で、かつ安全に使っていけると承認されたものが、初めて「くすり」となります。

治験は、実施に至るまでに長年研究を重ね、人体に支障のないことが実証された「くすり候補」だけを使うよう定められています。
また実施においても、設備の整った厳選された病院や医療施設で、国が定めた「医薬品の、臨床試験の実施の基準」(GCP)といわれる厳しいルールに従い、安全の確保と人権保護を最優先にして行います。
とはいえ、承認前のくすりですから、副作用が全くないとは言い切れません。万が一副作用などがあった場合、迅速に、最善の対処をします。

治験バイト。スキルも学歴も、特技も不要

治験バイトには、かなり高額な謝礼金が支給されます。しかも、普通のアルバイトとは違ってスキルも学歴も、特技も問われません。案件によっては持病がある人でも参加できます。
「なんだかあやしい」とか「危険があるからでは?」という声が聞かれそうですが…心配はいりません。
謝礼金は報酬ではなく、治験に参加される方にお願いする日常生活や行動への制限(喫煙・飲酒・運動など)、入院や通院にかかる経済的負担(交通費・食事代など)、時間的な拘束などに対して支払われる「負担軽減費」なのです。
治験の前には十分な説明(インフォームドコンセント)があり、なっとくをした人だけが自由意思で参加します。強制はされません。説明を聞いたら絶対に参加しなくてはいけないということもありませんし、治験の途中で不安になったり事情が変わったりしたときは、いつでも中止できます。

治験に参加する場合、事前に詳細な健康診断を行うため、自身の健康状態をきちんと知ることができます。人のため、社会のために役立つ新薬の創出を手助けするという意味で、社会貢献になります。また、高額な謝礼金(負担軽減費)は大きな魅力です。まさに、「知ってる人だけが得をする」治験バイト。一度参加して、実際のところを経験してみてはいかがでしょうか。

治験についての詳しい情報は公的サイトで公表されている情報もご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/fukyu.html