憧れのおしゃれなバイトも、コロナ禍で低調
ファッションや小物、おしゃれが大好きな人の、憧れのバイトはアパレルの販売スタッフ。
仕事内容は
- 接客(売り上げノルマがある場合も)
- 商品の検品やディスプレイ
- 商品の発注、発送
接客が主な仕事ですが、単に商品を売るだけでなく、お客さまの好みや希望に合わせてコーディネートやアドバイスをしたり、今年の流行を説明したりと、ファッションセンスが問われます。
またスタッフが着ている洋服を見て「同じようなモノがほしい」というお客さまがいるため、お店の雰囲気に合った洋服を着こなし、時にはお店の商品を身につけてデモンストレーションすることも。
さらには、お客さまの呼び込みや、タイミングを見計らっての声かけ、フィッティングのお手伝いなどがあって、コミュニケーション能力が問われます。
他にも商品をマネキンに着せてディスプレイしたり、商品を見栄え良く陳列したりという店内作業、売り上げの管理や商品の発注という事務作業、発送、検品業務も行います。
そのためファッションが好きで流行に敏感な、明るい性格の人が重宝されます。
待遇や給与は立地やお店の格で上下
アパレル販売スタッフの東京の平均時給は1,030円〜1,110円です。
新宿や渋谷など都心の繁華街では「1,000円」からというケースが多く、「1,500円」を超えるところもあります。セール期間などの繁盛期にシフトを入れれば、ガッツリ稼げるし、高級ブランドを扱うショップになればなるほど、時給は高くなる傾向に。ただし、売り上げ目標額もそれなりに上がります。
働く日数は「週3日・1日3時間~」といったお店が大多数で、学業やサークル活動に支障が出ない範囲で働くことができます。
新型コロナでアパレルバイトが激減。治験バイトで収入を増やす!
昨年来、新型コロナ禍によって店舗自体が休・廃業したり、ステイホームやリモートワークでネット販売の利用にさらに拍車がかかったり・・と、アパレルバイトの募集自体が激減しています。
また、運良くバイトが続けられても、アパレル販売のスタッフにはセンスの良い身だしなみを求める風潮があり、店舗によっては、そのブランドの服を身に着ける必要があるなど、自腹で洋服を買うケースも多いようです。
楽しいけれど、けっこうお金が出ていくというのがアパレル販売バイトの特徴です。
治験バイトで収入に活力を
この1年半、低調だったバイト収入をなんとか増やしたい人にお勧めなのが「治験モニター」です。
治験というのは、製薬メーカーが、新しいくすり(くすりの候補)を厚生労働省に承認してもらうために、人において行う「臨床試験」のこと。この治験に参加する人を「治験モニター」と言います。
本来、治験モニターはボランティアに属しますが、モニタリングのための経費や交通費、拘束時間、行動制限などに配慮した高額な協力金(負担軽減費)が得られるため、一部で「治験バイト」とも呼ばれ注目されています。
治験モニターってどんなことをするの?
治験には「通院タイプ」と「入院タイプ」がありますが、どちらも基本的にはくすりやサプリメントを服用して、その後の体調の変化を採血で検査するという内容です。採血の頻度は治験によって異なります。
通院タイプ
採血や脳波測定のモニターなど、比較的負担が軽い通院タイプであれば、所用時間は4〜5時間、遅くても1日以内に終了します。ただ通院であっても、長期にわたるものがあり、週に1回通院、月に数回通院で○カ月〜1年などと、案件によって違います。通院タイプの協力金は1回7,000円〜10,000円程度です。
入院タイプ
病院に入院し、しっかりと時間管理された生活を送りながら検査をする入院タイプの治験では、定期的な検査の時間以外は自由行動です。施設内の充実した設備は、全て自由に使えて、パソコンを使って仕事や勉強をすることもできます。ただし、基本的に外出は禁止で、喫煙、飲酒、間食などは制限されます(一部例外もあります)。協力金は、1泊10,000〜20,000円のため、1カ月入院した場合は30〜60万円になることも。
アパレル販売スタッフが治験バイトをするなら
高額が得られる「治験バイト」でしっかり稼ぎたいところですが、週平均3〜4日、1日あたり5〜6時間というシフトで、土日祝日に休みづらいアパレルバイトなら、「入院タイプ」に参加するのは無理があります。
入院タイプは短いもので1泊2日か2泊3日、しかも実施日は土・日曜日や金・土・日曜日というケースが多いからです。
そこでおすすめなのが「通院タイプ」の治験バイト。
通院治験は、ほとんどが所要時間4〜5時間から8時間で7,000円〜10,000円が手に入ります。しかも、平日に実施される案件が多く、シフトの入っていない日に、また時には休みを取って治験に参加することができます。さらには、時間さえバッティングしなければ、治験を済ませてから販売のバイトに行くことも可能です。
さらに言えば、通院タイプの中でも「長期継続型の通院タイプ」がおすすめです。通院の治験でも長期にわたるものがあり、週に1回〜月に数回通院で半年間とか1年間データを取るという案件も少なくありません。
そもそも「治験」には「休薬期間」という決まりがあって、一つの治験が終われば次の参加まで3〜4カ月間、間を開けなくてはいけません。たとえば、1回の通院治験バイトごとに4カ月開けるというのでは、効率よく稼ぐことができません。
実際、長期間通院治験が続けられて、アパレルバイトの収入も途切れることなく入ってくるのが理想的。応募する時点で、治験の期間をチェックして、できるだけ長期間の治験を狙うといいですね。
治験バイトに関心がわいたら、一度「治験バイトの治験バンク」をチェックしてみませんか。
治験についての詳しい情報は公的サイトで公表されている情報もご確認ください。
厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/fukyu.html