学生さんや若い人の定番、コンビニバイト
コンビニバイトは楽じゃない
たいていのコンビニが、特に忙しい時期や時間帯以外、基本のシフトは2人態勢です。そうなると、一緒に働く相手は店長やベテランバイトさんがほとんどで、気の合う人ならラッキーですが、相性が悪かった場合、コンビニバイト自体が苦痛になってしまうことも。
時間帯も曜日も、働く相手も固定されている環境は、いろいろな人と一緒に働いて人脈を広げたい、社会経験を積んでいきたい、という人にとって大きな不満要素になりそうです。
また、コンビニバイトの業務内容は、レジや品出し、揚げ物・コーヒーなどの仕込み、清掃などがメインですが、覚えなくてはいけないことが想定以上に多いというのは、よく知られているところ。忙しさに見合うだけの時給でもなく、こうした仕事が自分の成長に繋がるのか?と不安になる人もいるようです。
マイナス面をプラスに変えるのは向上心
一方、向上心のある人は、こうしたマイナス面もプラスととらえていけるようです。
たとえば、お店の売り上げに関する業務は(売れ筋商品の選定や仕入れ数量など)店長が1人で行うことが多いのですが、やる気のあるバイトさんになら、店長の裁量で早くから任せてもらえることがあります。商品の仕入れや補充を任され、話題の商品のPOPを考えたり、目立つ陳列棚を作ったり、レジでおすすめしたりという作業によって、販売技術やセンスを磨くことができます。
また、コンビニには、老若男女さまざまなお客さんが来店するため、それぞれの層にあった柔軟性のある接客をすることで基本的な接客スキルが身につきます。
さらに、お客さんからの問い合わせ電話に対応したり、メーカーの営業さんや本部のスーパーバイザーに会ったりと、仕事を通じてたくさんの人と関わる機会があるため、その時々の対応方法や話し方に接することで基本的なビジネスマナーを学ぶことができます。
どんなバイトでも同じですが、自分の成長につなげられるかどうかは、当人の心がけ次第と言えそうです。
コンビニバイトと治験バイト、臨機応変にコラボさせる
コンビニバイトをすることで得られるものが多々ある反面、時給自体は、現状、あまり満足できるものではありません。東京都平均時給1,085円!
そこで「もう少し収入がほしい」と考えている方に、おすすめしたいのが「治験バイト」です。
「治験」とは、製薬メーカーや医療機器メーカーが、新しいくすり(くすりの候補)、新しい医療機器を厚生労働省に承認をしてもらうために行う臨床試験(人における)のことです。
この臨床試験に参加する人が「治験モニター」で、本来はボランティアという位置づけになりますが、モニタリングのための経費や交通費、拘束時間や行動制限などを考慮した高額な協力金(負担軽減費)が得られるため、一部で「治験バイト」と呼ばれているのです。
治験についての詳細は、治験とはで確認してみてください。
「治験」には半日から1日で完了する「通院タイプ」と、一定期間入院する「入院タイプ」があり、二つのタイプを使い分けることで、上手な時間の使い方と収入アップが狙えます。
コンビニバイトとかけ持ち。通院タイプの治験バイト
コンビニも一日中忙しいわけではありません。何人かでシフトを組んで回しているため、とくに※学生さんの場合は、長い休暇中には空き時間ができてしまいます。(※治験には年齢制限があるため、専門学校生、大学生以上が対象になります。一部例外もあり)
お休みの間だけシフトを増やすというのは簡単ではないし、1〜2カ月の間だけ別のアルバイトを探すというのも難しいものがあります。
こんな時には「通院タイプの治験」が最適です。
「通院タイプ」の治験バイト
通院治験の場合は、ほとんどが所要時間4〜5時間・・・わずか半日で7,000円〜10,000円が手に入ります。
シフトの入っていない日に治験モニターになる、または時間さえ調節できれば、治験を済ませてからバイトに入ることも可能です。
通院タイプの治験の中でも、「長期継続型・通院タイプ」への参加がおすすめで、“週に1回通院、月に数回通院”で、長いものなら半年〜1年かけてデータを取るという案件です。
これなら、月に数回の通院による治験バイトを続けながら、コンビニバイトもいつもどおりこなすことができます。また長期休暇が終わっても、余裕で続けていける高額バイトと言えます。
長期休暇を利用して、入院タイプの治験バイトを
大学・専門学校生なら、長い夏休みや、冬休み、試験休みを利用して「入院タイプ」の治験バイトにトライしてみませんか。
2泊3日、3泊4日、1週間、1カ月入院とさまざまな期間の治験に合わせ、いつものコンビニバイトは思い切ってお休みに。学生さんなら、周りも同じサイクルの生活ですから、ほかの人にシフトを替わってもらうにしても、頼みやすい状況です。ここで一気に高額をゲットしましょう。
「入院タイプ」の治験バイトで、しっかり稼ぐ
病院に入院し、しっかりと時間管理された生活を送りながら検査をする入院タイプの治験では、定期的な検査の時間以外は自由行動です。施設に備えられている雑誌、マンガ、テレビは自由に見られるし、パソコンを使って仕事をしたり勉強をすることもできます。ただし、基本的に外出は禁止で、喫煙、飲酒、間食などは制限されます(一部例外もあります)。
協力金は、1泊10,000〜20,000円のため、1カ月入院した場合は30〜60万円になることも。
※治験には3〜4カ月の休薬期間があるため、続けて次の治験に参加することはできません。1回ができるだけ長期間の入院治験に応募するのが高収入を得るコツです。
治験についての詳しい情報は公的サイトで公表されている情報もご確認ください。
厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/fukyu.html