お金には代えられない満足感、表現する喜び、エキストラバイト
「○○と役者は3日やったら辞められない」と言われます。
その意味するところは諸説ありますが、一度スポットライトを浴びたら、その快感・楽しさが忘れられないということのようです。
人前で演技をする、自分の演技が放映される、映像に残る・・・大勢に承認される喜びはひとしおでしょう。
エキストラバイトをする人の多くは、主に俳優を目指す人、演劇・舞台関係者ですが、中には制作現場への興味にかられて参加する一般人もいます。
エキストラバイトの仕組みは?
映画、演劇、テレビドラマなどの制作現場で、俳優が演技している周辺や後ろ(通路や街中、公園、レストランやカフェの周囲のテーブル席などなど)に映っている「その他大勢」の人たちをエキストラと言います。エキストラは端役(はやく)を演じる臨時雇いの出演者のことです。
ほとんどの場合セリフはありませんし、目立たないように、不自然にならないように、時には声を出さずに会話したり笑ったりして作品の雰囲気づくりに協力します。
エキストラのバイトをするには求人サイトに登録して探す、またはストレートにエキストラ募集サイトに登録して仕事を紹介してもらう、テレビ局や映画の配給会社に直接応募するなどの方法があります。不定期ですが、テレビ局や映画会社では会社のホームページで募集しています。その他、エキストラ専門の人材派遣会社や事務所に登録するという方法もあります。
エキストラバイトをするための資格などはとくになく、基本的には誰でも登録・応募できます。
エキストラバイト、時給はいくら?メリットは何?
エキストラの場合、時給ではなく1回につき1,000円から5,000円程度の謝礼が出るという形態です。ただ、最近では、バイトではなくボランティアのエキストラ募集も多くなっています。
エキストラの服装や髪型はほとんどの場合が自前で、現地集合現地解散が多く、交通費無しということもよくあります。
報酬もさほど良くはなく、拘束時間(待ち時間)も長い、自分が必ず映るとは限らない・・・では、エキストラバイトの魅力は何でしょうか?
一つ言えるのは、他のバイトとは少し違っていて、お金を稼ぐだけが目的の人は少ないということでしょう。
たとえば第一線で活躍している俳優の演技を間近で見ることができて、演技の勉強になる・・・特に役者を目指している人たちには貴重な機会になります。
テレビや映画の制作関連の仕事を目指す人にとっては、ドラマ・映画の現場や舞台裏を覗くことができて、良い経験になります。
一般人であっても、ドラマに出られることに価値を見いだしている人は報酬の有無にかかわらず応募します。
生活を支えることも大切だから、治験バイトでうるおいを
「収入だけが目的ではない」ものの、日々の暮らしを持続するお金や将来を見据えての自己投資、さまざまなレッスンのための受講料は不可欠です。にもかかわらず、昨年来のコロナ禍でドラマや映画制作の現場がめっきり減り、エキストラバイトはかつてない氷河期に。急遽別のバイトを探そうと思っても、どのジャンルもバイト難民であふれている・・・。
長期のブランクで先行きに不安を感じているエキストラバイトの皆さん、「治験バイト」を選択肢に入れてみませんか。軽度の作業で、高額の協力金が得られて、新薬開発が成功すれば社会貢献にもなる・・・治験バイトで枯渇した資金にうるおいを!!
治験バイトとは?治験とは?
「治験」とは、製薬メーカーや医療機器メーカーが、新しいくすり(くすりの候補)、新しい医療機器を厚生労働省に承認をしてもらうために行う臨床試験(人における)のことです。
この臨床試験に参加する人が「治験モニター」で、本来はボランティアという位置づけになりますが、モニタリングのための経費や交通費、拘束時間や行動制限などを考慮した高額な協力金(負担軽減費)が得られるため、一部で「治験バイト」と呼ばれているのです。
※治験についての詳細は、治験とはで確認してみてください。
「治験」には半日から1日で完了する「通院タイプ」と、一定期間入院する「入院タイプ」があり、二つのタイプを使い分けることで、仕事の機会を逃すことなく収入アップをはかることができます。
エキストラバイトとかけもちできる「通院タイプ」の治験
通院治験の場合は、ほとんどが所要時間4〜5時間・・・ということで、わずか半日で7,000円〜10,000円が手に入ります。
さらには、通院タイプの治験の中でも、「長期継続型・通院タイプ」への参加がおすすめで、“週に1回通院、月に数回通院”で、長いものなら半年〜1年かけてデータを取るという案件です。
これなら、月に数回の通院による治験バイトを続けながら、エキストラバイトをこなすことができます。
一気に稼げる「入院タイプ」の治験
長期間のブランクが予想できるときは、「入院タイプ」の治験バイトで一気に収入をゲット。その後、エキストラに集中するといいでしょう。
病院に入院し、しっかりと時間管理された生活を送りながら検査をする入院タイプの治験では、定期的な検査の時間以外は自由行動です。施設に備えられている雑誌、マンガ、テレビは自由に見られるし、パソコンを使って仕事をしたり勉強をすることもできます。ただし、基本的に外出は禁止で、喫煙、飲酒、間食などは制限されます(一部例外もあります)。
協力金は、1泊10,000〜20,000円のため、1カ月入院した場合は30〜60万円になることもあります。
※治験には3〜4カ月の休薬期間があるため、連続して次の治験に参加することはできません。1回ができるだけ長期間の入院治験や、試験期間が長い通院治験に応募するのが高収入を得るコツです。
治験についての詳しい情報は公的サイトで公表されている情報もご確認ください。
厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/fukyu.html