時給は良いが、けっこうきつい引っ越しバイト
時給1,100円から1360円。関東圏での平均時給が1,236 円 。日給は1万円というのが引っ越しバイトの相場のようです。
アルバイトの中では、かなり時給が良いですね。
とはいえ、予想通り「稼げるけど、しんどい」というのが、経験者たちの意見。
「かなりの重労働なので腰を痛めてしまった」
「思った以上に長い時間拘束される」
「実際にやってみるとかなり危ないと感じる事もあった」
「いきなり、教わってもいない作業を任された上『壊したら弁償』と言われた」などなど。
そのため、時給が良いとはいえ、長く続かなかった人が多いようです。
一方でこんな意見もあります。
「仕事はつらくても、アルバイト仲間との関係が良好で、一緒に働くことが楽しかった」
「引越屋は頭を使わない肉体労働と思われがちですが、荷物を出す順番や毎回形も大きさも違う荷物をどう梱包するかなど、よく考えて段取りすることで作業時間がかなり短縮される。知恵を絞ってうまく行った時などは、快感です」
「トラックの積み込み作業はまるでテトリスをやっているようで。空間と形状を考えてピタッと積み込めたときの達成感はひときわ」
きつい仕事ではあっても厳しい中で、さまざまに楽しさややりがいを見つけて働いている人も大勢いるようです。
たしかに稼ぎは良いものの、引っ越しバイトを普通のバイトと同じ感覚でやるのは考え物。何よりも、体力があって、力仕事に自信がある人以外は、やらないほうが無難かもしれません。
引っ越しバイトに勝る高収入が稼げる?!治験バイト
治験バイト、治験モニター
引っ越しバイトと同じくらいの高額収入が得られて、ぜんぜんキツくなくて、しかも社会貢献にもなるアルバイトが「治験モニター」です。
治験とは、製薬メーカーが、新しいくすりを厚生労働省に承認してもらうために、「人において行う」臨床試験のこと。これまでにない、次世代のくすりを誕生させるために、治験は欠かせません。
そして、治験において成績(効果・安全性などの結果)を確認・集約するために絶対に必要なのが被験者(治験モニター)です。治験モニターの協力によって新しい薬が誕生し、将来的に自分や子どもたちや、世界中の人たちが使う新薬が誕生していく・・・治験モニターは、バイトの枠を越えた一つの社会貢献でもあります。
<治験についての詳細は、治験とはで確認してみてください>
治験モニターは、本来はボランティアという位置づけになりますが、治験参加のための経費や交通費、拘束時間、行動制限などを加味した高額な協力金(負担軽減費)が得られるため、一部で「治験バイト」とも呼ばれています。
そして話題の協力金は・・・!!
治験には「通院タイプ」と「入院タイプ」がありますが、どちらも基本的にはくすりやサプリメントを服用して、その後の体調の変化を採血で検査するという内容です。
「通院タイプ」
採血や脳波測定のモニターなど、比較的負担が軽い通院タイプであれば、所用時間は4〜5時間、遅くても1日以内に終了します。
通院タイプの協力金は1回7,000円〜10,000円程度ですが、長期にわたって検査する案件もあり、週に1回通院、月に数回通院で半年間、1年間ということも。協力金も、最終的には20万円〜30万円になることがあります。
「入院タイプ」
病院に入院し、しっかりと時間管理された生活を送りながら検査をする入院タイプの治験では、定期的な検査の時間以外は自由行動です。
施設に備えられている雑誌、マンガ、テレビは自由に見られるし、パソコンを使って仕事をしたり勉強をすることもできます。ただし、基本的に外出は禁止で、喫煙、飲酒、間食などは制限されます(一部例外もあります)。
協力金は、1泊10,000〜20,000円のため、1カ月入院した場合は30〜60万円になることもあります。
治験バイトに興味のある方は、一度「治験バイト専用のサイト」をチェックしてみませんか。
治験についての詳しい情報は公的サイトで公表されている情報もご確認ください。
厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/fukyu.html